歯科内装・開業に関するブログ

歯科医院新規開業時には医療機器はリースと買取どちらがいいの?

歯科医院を新規開業する場合には、
物件の取得、内装デザイン、チェアーなどの設備投資
など多くのお金がかかっていきます。

その中にレセコンなどの医療機器も必要になるのですが、
新規で開業する場合に、医療機器はリースがいいのか
買取がいいのか、迷う先生も多いのではないでしょうか?

リースにするか買取にするかどちらが得なのだろうか?
と考えてしまいますよね。

色んな先生に聞いたりするのですが、
「経費に計上できるから…
初期費用が安くなるから…
経費に計上できるから…
初期費用が安くなるから…」
とか同じ答えでリースにしている先生が多いとのことです。

と、たまに内装デザインを受けた後に相談されることがあります。

確かに開業時には設備投資含めて
最低でも3000万~5000万円は新規開業でかかりますよね。
令和4年では約9000万近くかかります。

開業当初は収入がどこまであるかもわからないので
運転資金を残しておきたいと考えたら
リースがいいのかもしれません。

このようにご相談してくださる先生はいいのですが、
中には業者任せになってよくわからないまま契約している
という先生もいます。

そこで、新規開業時には
医療機器はリースと買取どちらがいいのか?という観点から
リースのメリットデメリットをお伝えしたいと思います。

 

【リースのデメリット】

・転売できない
・リース中に廃業してもリースは続く
・リース期間終了間近になると、再リース契約が必要で費用がかかる
・リース期間中でも修理等なんだかんだとお金がかかる
・リース期間内にリース先会社が倒産してもリース支払いは残る
・リースの利息がかかる

この辺でしょうか。

【リースのメリット】

リースする最大のメリットは
なんといっても初期費用を抑えられるという点です。

開業時にあまりお金に余裕がなく、現金を手元に
残しておきたいと考えている場合はリースがいいでしょう。

最近ではレセコンも電子カルテやCTなども
どんどん新しくなっていきます。

開業時に購入したとしても、5年経てば
すでに古いシステムになっているという可能性もあり、
使えなくはないものの最新のサービスが提供できない
可能性も出てきてしまいます。

一方リースであれば、常に最新にアップデートされるので
最新機材を使えるというメリットがあると思います。

 

【実際には買取とリースはどちらを選べばいいのか?】

これは機器によってどちらを選ぶべきかが異なります。

例えば、5年間のリース料を合算すれば、
購入代金に達しているはずです。

そのことを考えると、リース期間を超えて医療器械を
使用するのであれば、再リース料を払い続ける分だけ
購入するよりも負担が大きいということになります。

ですが、
歯科医院の場合は、CT、レセコン、電子カルテのように
デジタルツールなども多く、こちらは日々アップデートを
繰り返しています。

メリットでもお伝えしましたが、買い取って古くなったものを
使い続けるよりは、より高性能な器械を導入して
新たにリースを契約する方が得策かもしれません。

よって、お金に余裕がある先生は買取。

そうではない場合はリースで良いかなと思います。

 

【新規に医療器械を導入する場合の注意点】

①メンテナンス料金の条件をチェックする

医療器械メーカーにおいては、メンテナンスを
一定期間無料にするサービスを行っているところもあります。

無料期間を半年にしているメーカーもあれば、
1年にしているメーカーもあり、会社によってサービス内容は様々です。

本体価格だけではなく、メンテナンス料金なども調べることで
例えば、A社は本来料金が高いがメンテナンスは無料、
B社は本体料金は安いがメンテナンス料金が高い。

長期的に見ればA社の方が安いこともあるので、
価格だけではなく付随するサービスなども
しっかり考慮に入れることです。

②同一メーカーで揃えておく

「どうしてもこの器械はA社でなければだめだ」
というこだわりがないのであれば、
基本的に同一メーカーで一式全部揃えておいたほうが、
器械に不具合等が生じた場合に迅速な対応が期待できます。

このように状況に合わせて
リースか買取かを考えていくといいと思います。

お金に余裕がある場合は買取でもいいのですが、
デジタル系の機械はリースでも良いかもしれません。

歯科医院開業は設備投資にも結構お金がかかります。

ですので内装なども業者任せにしないで確認することが大切です。
院経営していく上で大切な部分にお金をかけれない
といったことになってしまうかもしれません。

プランニングボックス7ではデザインの視点から、歯科院経営に必要なことをお伝えしています。

歯科開業をお考えの先生はご相談ください。

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