歯科内装・開業に関するブログ

歯科医院開業で失敗しないために必要なこと。
集客やマーケティングよりも重要なこととは?

開業を考えている先生は多いと思いますが、
歯科医院の数はかなり多く、2019年10月1日時点での
歯科診療所の数は68,500施設と言われています。

その中で、失敗せずに歯科医院の開業を行い
しっかり経営していきたい。

これは誰しも考えることでしょう。

そのために必要な準備は何か?と色々調べていたり、
経営のための学びを増やそうと考える方、
コンサルタントに依頼して経営を軌道に乗せようと
考える方もいると思います。

「歯科医院開業 失敗」と検索をかけた時に、
コンサルティング会社などのサイトが出てくると思います。

そこで、言われていることは、

・マーケティングを学ぶことが必要だ!

・ライバルとの差別化を図り、強みを打ち出すことだ!

・医療接遇をしっかり学び、接客強化すべきだ!

・情報発信が必要だ!

・マネジメントスキルが必要だ!

などと書かれていることが多いと思います。

確かに、上記で挙げたものは大切な要素ですが、
歯科医院開業を成功させるためにはもっと重要なことがあります。

それは、「内装」です。

え?内装なんてイメージ伝えて業者に任せておけばいいでしょ?
と思う先生もいるかもしれません。

もし、これをお読みの先生が、そのように思っていたのなら
残念ながら開業してからつまづいてしまう可能性があります。

なぜ、開業を失敗しないために内装が重要なのか?

この記事では、その理由をお伝えしていきたいと思います。

 

【歯科医院開業で失敗してしまうケース】

新規開業した時に、最初に院長が
必要だ!と感じていることはおそらく「集患」
ではないでしょうか?

集患を最初に考えて患者さんを増やさないと
売上を上げられない!と考えると思います。

開業して思ったように集患ができていなければ
コンサルタントなどに依頼する方もいるでしょう。

コンサルタントを上手に使うことができれば、
売上は上がる可能性はあると思いますが、
任せっきりだったり、依頼したコンサルタントが
間違った方法をとっていれば失敗してしまう可能性は
グッと上がってしまいます。

実例を挙げると、
開業時にはマーケティングなどが必要だ!と感じ
あるコンサルティング会社に依頼したA医院。

開業について無料相談を受けた後にセールスをされて
コンサルティングを契約したA医院。

戦略的な差別化が必要だ!
集患と採用を最大化しなくてはいけない!
コンセプトを決める事業計画をしっかり立てることも大切だ!

と言われて、
「確かになそうだな」と思いお願いしたところ、
まずは集患と採用が重要なので、ホームページを
作成してネット広告を打ちましょうということで
広告をすることになりました。

ネット広告などは詳しくないので、
コンサルティング会社の言った通りに毎月広告を出していて、
集患も増えているように感じ、売上も上がってきました。

しかし、実際は、広告費が大きくなって利益を食い潰し、
自分の給料を出せないくらいになってしまいました。

人件費、家賃、電気光熱費、販促費を支払うと
お金が残っていなかったのです。

これは、売上高を求めて広告を出した結果
利益を失っていることに気づかなかった歯科医院の事例ですが、
実際にこのような歯科医院は、一定数あるでしょう。

開業時は、いかにお金をかけずに利益を上げるか?
を優先したほうがいいと私は思っています。

歯科医院の開業は、最初に設備投資や内装などで
大きなお金を投資しなければいけません。

その投資を回収して0になってからが本当の利益に
なるのですが、安易に売上高を求めてしまうと
上記のように売上は上がったのにお金が残っていない…
という状況になってしまいます。

ですので、マーケティングなどは
売上が安定してから取り掛かってもよいと思います。

冒頭で私は、マーケティングなどよりも
歯科医院開業で失敗しないために必要なことは
「内装」だとお伝えしました。

なぜ、失敗しないために内装が必要なのかを
これからお伝えしていきましょう。

 

【歯科医院開業で失敗しないための内装の重要性とは?】

歯科医院を開業するときにまず行うことは
立地の選定をし、その後、院内の内外装工事が必要になります。

そして、この内装工事が、今後の歯科開業後の成否を
決める結果となるのです。

なぜそこまで言い切れるのか?というと、
以前も記事にしていますが、内装をオシャレな流行の
内装にしたい!と考えている先生も多いでしょう。

しかし、その流行に乗っかった時点で
既に他院との差別化からは遠のいてしまいます。

内装には
患者さんが安心して治療ができる内装を考えること。

そして、
受付、問診、診察から会計までスムーズに進められるような
オペレーションを組みやすい内装にすること。

の2つの視点が重要です。

関連記事
歯科医院の内装は院長の思いが詰まった「こだわりの内装」は失敗する!
内装にも必要な患者目線とは?

上記の2つの視点以外にも、
内装は院長の治療方針や院長のキャラクターなどを
反映させて患者さんを定着させる効果もあります。

内装に治療方針を反映させることになれば、
しっかりとした経営計画や強みの打ち出しなども
事前に必要になってきますよね。

どれくらい集患予定だから、チェアーはどれくらい
必要なのか?
だから、採用はどれくらい必要か?

なども内装時から考えていく必要があります。

つまり、内装をしっかり考えるということは、
「どんな歯科医院を経営していくか?」を考えることに
つながるのです。

内装をまずはしっかり考えることで、
開業時の失敗リスクは大きく軽減できます。

 

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