歯科内装・開業に関するブログ

立地の悪さをカバーする方法はありますか?良い立地の条件とは?

歯科医院の内装デザインのご依頼を受ける時に

「うちの立地はあまり良くないのですが、
なんとかカバーできる方法ってあるのでしょうか?」
と新規開業の先生から相談されることがあります。

私が行うのはあくまで内装デザインであって、コンサル領域に
入る内容は別料金になるので、お答えできないのですが、
今回は立地の良し悪しについてお話ししたいと思います。

来店型ビジネスは立地によって70%成否が決まると言われています。
なので、立地を決めることは最も重要な最初の選択になります。

では、
良い立地と、悪い立地はどのように見極めたら良いのでしょうか?

今回は立地の良し悪しを見極めるための考え方をお伝えしたいと思います。

 

【良い立地、悪い立地の判断方法】

そもそも良い立地とはどのような立地だと定義していますか?

一般的に「日本で言われている良い立地とは、人通りが多くて
集客が見込めそうな場所」と考えていることが多いと思います。

つまり、
人通りが多いけど、ライバル医院も多く家賃が高い立地を指します。

もう少しわかりやすく言えば、人はたくさん来るけど、
家賃が高すぎて利益を出せないという立地です。

果たして、これが良い立地と言えるでしょうか?

言えませんよね。

良い立地の定義とは、お客がたくさん来て売れる立地ではなく、
収益が上がる立地のことを言います。

 

【立地には2種類あります】

立地には2つの見方があります。

それは、患者さん(お客様)にとっていい立地と、
医院(会社)にとっていい立地です。

つまり、患者さん(お客様)にとっての良い立地と
我が医院(我が社)にとっての良い立地は違うのです。

そしてそれは時代によって変わっていきます。

例えば、
昔の良い立地は、デパートなどわざわざお客側が
出向かないといけない場所が良い立地でした。

今は、コンビニを代表するように
歩いてすぐに行ける場所が良い立地と言えます。

そして患者さん(お客様)にとって良い立地は
客層によって異なります。

つまり、ライフスタイルによって変わってくるのです。

例えば、
シニア層や子どもや主婦が多い地域で良い立地となるのは、
家からすぐ近い場所(歩いて行ける場所)になります。

一方、働く忙しい人をターゲットにしている場合は、
オフィス街が良い立地となります。

また、歯科医院側の良い立地とは何かというと、

1.開業費が小さい・・・・・インフラ整備がされている
→入るのにお金がかからない

2.入居費が小さい・・・・・敷金、礼金、保証金がかからない

3.家賃が安い

これらは結果として収益が出やすいところで、
そこそこ客が来て利益を出せる立地が良い立地と言えます。

 

【患者がたくさん来る忙しい店が良い店ではないと言い切れる理由】

患者がたくさん来すぎると人件費が上がってしまいます。

そしてオペレーションが複雑になり、スタッフ、院長とも疲弊して
しまうので、常にイライラして人間関係も悪くなってしまいます。

予約が常に取れない歯科医院が素晴らしいわけではありません。

予約が取れないということは、適正規模が合っていないということです。

患者を待たせてしまうようなことが素晴らしいわけはありませんよね。
つまり、患者が来すぎてしまうとコストが上がってしまうのです。

では、良い立地を見つけるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

【良い立地の見つけ方】

一般的には、行政人口や商圏人口の多いところが
良いと言われていますが、これはNGな立地になります。

例えば、東京で成功してもそのまま地方に行ったら
失敗するケースは多いです。

逆に地方で成功してから東京に行くと成功する場合が多いです。
これは、東京の人口が多く地方は少ないからです。

商圏人口も同様に、
人口の数が多い=ライバルも多いということです。

では、何を見ればいいのかというと、「支持人口」を見ます。

支持人口とは、その街の人口に対してライバルがどれだけ
いるかで計算します。

人口 30万人の立地でライバルが20軒あったとしたら、
1軒あたりの支持人口は1.5万人になります。

逆に人口3万人という少なさでも、1軒しかない場合の
支持人口は3万人となります。

簡単に言うと、
その立地で同業他社がいなければいないほど売れます。

つまり、ライバルの少ない有利な立地を探すことです。

特に目的来店型である歯科医院は、
支持人口を意識して立地を探すといいでしょう。

立地は成功するために重要な要素です。

そこで、その立地の患者に合った歯科内装が必要になってきます。

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