歯科内装・開業に関するブログ

歯科院のキッズスペースは作った方がいいのか?キッズスペースを作るときの注意点

「歯科医院の開業をするのですが、
最近はキッズスペースを作った方がいいと歯科コンサルの人が言っていました。
考えている物件では、その為のスペース確保も大変そうなのですが、
患者さんを獲得する為なら、なんとかしないといけないのでしょうか?」

こんなご相談をいただきました。

キッズスペースがあると子育て中の母親は安心して通えたりするので、
必要な場合もあると思いますが、
開業される先生によっては必ずしも必要ではない場合がほとんどです。

キッズスペースがあった方が患者さんの為だ!
と言っている歯科コンサルなどもいるのですが、
全ての歯科医院にキッズスペースが必要なことはありません。

もし、あなたが歯科医院を開業して、キッズスペースは必要なのか?
とお考えでしたら、この記事をご参考にしていただければと思います。

【開業する場所(立地)の世帯数などを調べているか?】

キッズスペースが必要かどうかは、
開業する場所の立地で不要かどうかはある程度わかります。

その立地の世帯分布図などをみて、
新興住宅などが多ければキッズスペースはあった方が良い可能性はありますが、
一人世帯が多い、シニア層が多い立地でしたら作ってもあまり意味はないでしょう。

何より今現在、日本自体が少子高齢化なので、
キッズスペースは都心部では必要になりますが、
人口が多くないところではそこまで必要とされない可能性は大いにあります。

なので、作れば患者さんが来るのではなく、
先に立地に適正する患者層を見極めておきましょう。

【キッズスペースを作る前に、院長の治療方針やどんな患者さんを獲得したいのかを決めること】

コンサルや周りに言われたから作るのではなく、
内装含めて、最初に決めることは、
自分はどんな患者さんに、どんな治療をしていくのかを明確にすることが優先です。

治療方針が内装に反映できていない歯科医院は、
どんな患者さんが治療に訪れるのかが決まっていないため、集患にも苦労します。

キッズスペースを作ることが集患の目的になってしまい、
いざ作ってみたけど、その立地では子供が少ないとなれば意味はありません。

ですので、最初に、院長自身が治療コンセプトを明確にし、
それを内装に反映できるようにした方がいいでしょう。

例えば、都心部で、子供も多い場所での開業だったとします。
小さいうちから歯の健康を考えて、
100歳になっても虫歯のない健康な歯を維持していく
予防歯科というコンセプトだったとしたら、
キッズスペースはあった方が喜ばれると思います。

このように、立地と、コンセプトが合っているかも重要になります。

【キッズスペースを作る際の注意点】

これまでは、キッズスペースを作る前に考えてほしいことをお伝えしてきましたが、
もし、キッズスペースを作るとした場合には、注意した方がいいこともあります。

1、どれくらいの広さにするのか?

キッズスペースはある程度の広さが必要になります。
開業する物件の広さにもよりもますが、
何歳までで、何人くらいのお子さんに対応できるのかを考えて作らなければいけません。

あまり小さすぎるとせっかくキッズスペースがあるからと来院したのに、
使えないということにもなれば逆に不満を抱かせてしまいます。

2、キッズスペースに目を配れる人員は確保できるのか?

キッズスペースを使ってもらっても
そのまま放置していて事故でも起こってしまうと、大変なことになってしまいます。

毎日忙しい歯科医院では、キッズスペースに目を配ることも難しいかもしれません。
そのために人員を増やせば人件費も増えてしまうので、
そこまで考えて作る必要があるでしょう。

3、コンセントや危険を感じさせる場所は避けること。

コンセントなどがある場所で子どもが手を入れて感電などもあり得ます。
また、鋭利な角などがあるような場所で転んで怪我をすることも考えられるので、
設置する場所は安全を確保できる場所が好ましいです。

そして、親御さんが安心して治療できるように気を配ることも必要になります。
例えば、WEBカメラを設置して、子どもの姿を見られるようにするなども考えなくてはいけません。

逆を言えば、ここまで考えた上でキッズスペースは作らなければいけない。

ということでもあります。
メリットだけではないので、慎重に決めたほうがいいですよね。

もし、キッズスペースを作った方がいいのかお考えでしたら、
図面なども診断させていただけますので、ご相談ください。

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