歯科医院の開業をお考えの先生へ
歯科医院の開業。
その前に!少し時代背景と歯科医院の開業の関連性をお話していきますね。
と、言うのはどんな職業もそうですが時代背景無くして職業は語れないからです。
例えば、HP制作業者なんて言うのはインターネットが無かった時代にはありませんでした。
その代わりチラシやパンフレット制作業者はその当時からいました。
歯科業界も、セレックの様なCAD/CAMは昔ありませんでしたよね。
ただ、そういった新しい物の登場で仕事スタイルも激変する。
レセコンが無い時代は、全て手書きで管理です。
受付の裏にはB5サイズの紙のカルテがズラッと並んでしました。
昔はA4サイズでは無く、B5サイズが標準だったんですよ。
少し昔の事を知っている先生なら懐かしい響きでしょうね。
カルテがA4サイズに変更され、個人情報保護法が出来たので
カルテケースも鍵付きの扉が標準になったのです。
それにより、デザインの自由度も高まりました。
制約や制限があるからこそ、色々な表現方法が編み出される。これもデザインの醍醐味の一つですね。
では、最近の歯科医院のトレンドはどの様な物か?
2016年現在では、
高級でホテルのようなデザイナーの自己満足の歯科医院を作る
賢くお金を使い、コストを落としながらも小綺麗な歯科医院を作る
この二つに別れします。
その真ん中でメーカー等で設計施工した費用の割に異常に安い素材を使われてた歯科医院や
デザインセンスが少しある工務店がやった歯科医院があるようです。
一般の方は見分けが付かないかも知れませんが、少し知っている人からすると
一目瞭然です。
玄関にスリッパが縦置きされている歯科医院を見た時はビックリしました。
これは医療問わず絶対にやってはいけない事です(笑)
プランニングボックスはあくまで「先生の価値を最大限表現する」デザインをいたします。
しかも賢くお金を使って。
今後のトレンドとしては、開業もそうですが
改装も費用を抑えた開業をしなければいけない時代に突入すると予想しています。
2013年の段階ではクライアントには
これから景気が少し上向きになるので、この時にどれだけ顧客を囲い込むか?
それが今後の成否を分ける!と言っていました。
それから3年。消費税の問題もある物の、景気が上向きになる要素が少ない中、
費用をかければかけるだけ良いとは言い切れません。
緻密な計画を立て、十分先生の価値観を聞き出し、それを表現しないと
他の歯科医院には勝てない現状になると思っています。
もちろん地域性はあります。
お困りの時は、是非ご相談くださいね。