おざさ歯科クリニック 増床工事(京都府精華町)
センター・コア・サプライ理論でデザインをした歯科医院
おざさ歯科に訪れて初めて思ったとは
いったいどこを改装すればいいのか
それぐらいオシャレできれいな歯科医院でした。
改装するきっかけは、横にテナントが空いたと言う事でした。
ただ、普通の拡張と違うところは
現状でも35坪と少し広め。そして拡張すると70坪の歯科医院になる事だったのです。
35坪→70坪
これはマネジメント的にかなり大変になる感じですよね?
もちろん先生が一番心配していた部分は、
70坪の大きさにして果たしてやっていけるのだろうか?
というところ。
確かに35坪から倍の70坪になると、
今までは見通しが効いてスタッフの距離も短かった。
なのである程度の事は見ただけで把握できたと思います
しかしそれが倍の70坪位なると、
意思疎通の部分が多分遮断されるだろうなと感じていました。
そしてまた休診日を極力少なくして、どう施行するのか?
その計画が非常に難しかったですね。
その1つの答えとしてセンターコアサプライと言う手法を使いました。
これはセンターに必要な分を集中させ、そこから放射状に人が動く仕組みです
これによりある程度見通しの良い歯科医院を作れ、しかもどこで何をやっているのか?
という事も70坪の割には一目でわかるようなレイアウトにいたしました。
そして1番先生が心配されていたのは35坪から70角にして果たしてやっていけるのか?
そこに関しては十分なコンサルテーションを行いました
今の35坪でやってきたと言う枠を外しもっと大きな目的をこの歯科医院に設定する。
それにより、その不安は解消され、先生自身も
「なるほどそれだったらこの坪数は絶対に必要だよね」
というふうに落ち着き、非常に前向きなりました。
不安に思っていても、楽観的に思っていても事業に待ったはありません。
どちらの方が、事業に良い影響を及ぼしますか?
不安に思って暗くなっても、やる事は同じです。
それなら数字的なところは押さえて、
明るくする方が結果は違ってきますよね?
デザインに関しては旧医院は白を基調にしたデザインを採用しておりました。
しかしスペースが大きくなるのでそれを180度変えつつも高級感をだす。
しかし優しさがあるという微妙なバランスで構成をしてみました
この周辺の患者さんの層を考えるとこう、こういった雰囲気でも
かなり高級になってしまうという懸念は払拭できませんでした。
なので、遊び心の演出で、受付にスタッフが
落書きをするスペースを設けたんです。
試みとしてこれは大成功でした
患者さんを観察してみると、入ってくる患者さんの緊張度が
手に取るように分かりました。
しかし、受付のかわいい落書きを見ると、肩の力が抜け、
体から緊張がなくなり、表情まで変わるのが分かりました。
ギャップの演出ですね。
またこの落書きからも分かるように、スタッフ同士の雰囲気が
非常に良い歯科医院だったのでこのような手法を使いました。
デザインと言うのはあくまで歯科医院としての機能基本的な機能を
満たした上でその上にどのようなデザインを装飾するのかということが1番大事です
この基礎部分の設計をデザインをしないで
ただ単にお洒落に見せるということだけに固執したデザイン事務所たくさんあります。
しかし当社は先生の夢を描きそしてそれを形にし
夢を叶えるお手伝いをするそういう会社なので
決しておしゃれなだけの歯科医院は作りません。
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