平面図診断事例その1
こんにちはプランニングボックス矢根です。
大変好評をいただいている平面図無料診断。
具体的な事例をご紹介いたします。
(ここで紹介する図面は全て著作権で保護されています。
許可無く使用や複製、改編を禁止しています。)
さて、平面図無料診断の一例をご紹介します。
過去ウチの許可無く、勝手に真似て作る人も居たので
平面図集は出さないようにしていました。
訴訟にも発展しかねないので、ご注意くださいね。
さて、平面図無料診断の一例をご紹介します。
この図面はメーカーが描いた図面です。
右側の図面が1999年に書いたものなので約20年前に描いたもの。
今もなお素晴らしいと思っています。
その先生から「隣のテナントが空いたので全面改装したい」との事でした。
聞いた瞬間「どちらのテナントが空いたのか!?」ワクワクしました。
基本的には下のテナントが空いても左のテナントが空いても大丈夫なように
デザインをしています。
この辺りが将来を考えてデザインするしないの差ですね。
メーカーの描いた図面を見ると、ただ空いた所にチェアーを入れているだけですね。
部分改装ではなく全面改装なのに、足し算的な図面。
見立てとしては…
・それを補うスタッフルームのスペースが足りない。
・ただ単に空いた所にチェアーを入れX線室が増えています。
・また窓面にX線室があるので採光の面で不利になります。
・X線室が増えていますが2室も必要なのか。
その他突っ込み所が沢山ありますが主観も入るのでこの辺りでとどめておきます。
費用を抑えて、診療を休診せずに増床工事をすることが可能な図面だが、まるでメーカーがチェアーとオペ室周り、レントゲンを売ることを目的としたような図面に見えます。
先生の要望
・息子さんが歯科医師として帰ってくる。
・だから院長室やスタッフルームなど全ての部屋を大きくしたい。
・全面的に改装はしたいが使える物は使いたい。
それらを考えて出来た図面が2枚目です。
右側の図面が19年前に私が描いた図面。
スタッフルームも完全に移動して勝手口も設けることも出来ました。
受付はそのまま使用。キャビネット等も使えることは使ってます。
プランニングボックスでは、15年先の歯科医院を常に考えながらご提案させていただいています。
下のテナントが空いたとしてもカウンセリングと洗口コーナーを潰せば拡張可能にしています。
改装や新築をお考えの先生で、お手元にすでに平面図・設計図をお持ちの方は一度、無料平面図診断を受けてみてください。
きっと、思いがけない気付きがたくさんあることでしょう。