歯科内装・開業に関するブログ
9.302022
ダサい歯科医院内装ってどんな内装?歯科医院の内装デザインに求められること
世の中をみてみると、たくさんの歯科医院があります。
そして、その内装などのデザインには
一時の流行などもあります。
世界をみた時には、一見変わった常識外れの
オシャレな歯科医院というのもあるでしょう。
最近ではオシャレなカフェみたいな内装や
オフィスのような内装、ホテルのロビーのような内装など
歯科医院には見えないようなデザインも多くなっています。
そのようなオシャレさと比較して
ダサい内装だ!と言われてしまうことがありますが、
果たしてそうなのでしょうか?
歯科医院に求められる内装デザインは
オシャレで豪華な内装なのでしょうか。
私は長年歯科医院の内装デザインをしてきましたが、
そうは思いません。
確かに安っぽい内装は嫌だと思う先生も多いでしょう。
確かにかけるべきところへお金をかけない内装にしてしまえば
開業後に困ることは多くなります。
逆に最初に費用をかけすぎたため
経営が成り立たなくなる歯科医院もあります。
では、歯科医院の内装デザインに求められることとは
なんでしょうか?
この記事では、
内装デザインに求められることをお伝えしたいと思います。
【オシャレな内装、ダサい内装ってどんな内装?】
昔からあるようなダサい内装は嫌なので
オシャレなカフェのような内装にしたいんです!
と若い先生から言われることがあります。
最近ではオシャレな内装が流行しているせいもあるのか
40代以上の先生からもそのようなご相談をいただきます。
オシャレな内装とは何をもってオシャレなのでしょうか?
その「オシャレ」という基準は、あくまで内装を考える
先生の目線での「オシャレ」ではないでしょうか?
確かにカフェや飲食店、Barなどを作るのでしたら
オシャレさは求められるでしょう。
ですが、そのオシャレさも
あくまで来店するお客様が感じるオシャレさです。
作る側の視点ではありません。
そして、先生は、
飲食店やBar、夜の店を作っている訳ではありません。
あくまで医療施設を作るのです。
そう考えたらオシャレさって
本当に必要な要素になるのでしょうか?
「患者さんからみてどんな内装がいいのか?」
この視点でみていかなければ自分よがりのものになり
無駄なお金がかかってしまう可能性もあります。
では、
歯科医院の内装に求められることとはなんでしょう?
【歯科医院の内装デザインに求められること】
歯科医院の内装デザインに求められることは、
本当にオシャレさですか?
それはつくる側の自己満足ではないでしょうか?
どんな内装にするのか?という期待などはあると思いますが
そこに必要なことは、患者さんからみてどのような印象を
感じる内装にするか?です。
安心・安全で、怖さを感じない内装だったり、
待合室で待っている憂鬱な気分を払拭できるような内装だったり。
患者さんが歯科医院へ来た時の不安が少しでも軽減できる。
安心して治療を任せられる。
そんな内装デザインの方が必要だと思います。
患者さんに心理的圧迫を与えない、
かつ変な人が来にくい雰囲気作り。
また、診療内容に合わせたデザインも必要です。
院長のキャラクター、診療方針を反映させたデザイン。
そして、
医療施設をデザインする上で大切なのが「継続性」です。
なぜなら、一度作ると中々大幅な改装は難しくなるからです。
だからこそ流行廃りの少ないデザインを選ぶべきなのです。
一時の流行に乗っかってブームが過ぎたらそれこそ
その医院はダサいということになってしまい兼ねません。
そのようなことを避けるためにも、まずは
事前に図面を見れるようにした方がいいでしょう。
と言っても図面を読める先生はほとんどいないと思います。
なので、
プランニングボックス7では図面診断を行っています。
内装デザインに入る前に図面を診断することで、
本当にその図面で納得できる内装になるのか?
問題点などを診断させていただきます。
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