歯科内装・開業に関するブログ
1.252024
AI時代の歯科医院におけるホームページ集客の考え方
インターネットが当たり前になり、今の時代ではホームページを持たずに
SNSなどのみで顧客とのコミュニケーションをする会社なども増えています。
ですのでもうホームページは必要ない。
ホームページはオワコンだと言われたりもするのですが、歯科業界では
さすがにホームページは信用を考えるとあった方が良いと思います。
【歯科医院経営でホームページが必要な理由】
若い世代の先生にはホームページは必要ないと考えている先生もいると思います。
しかし、ホームページはネット上にもう一つのあなたの歯科医院を開設するような
ものです。
そして、
患者さんの口腔内の悩みは必ず「検索体験」がありインターネットで調べます。
その時に発信しているものがSNSのみであればなかなか患者さんの信頼は
得られにくいと思います。
また予約サイトのみのところもあったりしますが、患者さんが欲しい情報を
定期的に発信していないと患者さんに信頼してもらえません。
ですので、
患者さんが欲しい情報を網羅したホームページはとても必要になります。
【歯科医院のホームページ作成で必要なこと】
SEO(検索エンジン最適化)に基づいた集患を意識したホームページの
デザインと内容には、以下の重要な要素が含まれます。
1. キーワード戦略
地域とサービスを反映したキーワード:地元や提供する治療
(例:「東京 歯科」「審美歯科治療」)に関連するキーワードを選定。
コンテンツ内でのキーワード利用:タイトル、見出し、本文などで自然に
キーワードを使用。
2. ユーザー体験(UX)の最適化
モバイルフレンドリーなデザイン:多くのユーザーがモバイルデバイスを使用するため、
レスポンシブデザインが重要。
高速なページ読み込み:画像の最適化、キャッシング、サーバーのパフォーマンス
向上などで読み込み時間を短縮。
直感的なナビゲーション:ユーザーが必要な情報にすばやくアクセスできるようにする。
3. 高品質なコンテンツ
有益な情報提供:治療法、歯科の知識、予防法など、患者にとって役立つ情報を提供。
頻繁な更新:定期的なコンテンツ更新でウェブサイトを活性化し、検索順位を高める。
4. ローカルSEO
地域情報の強調:住所、電話番号、診療時間などを明確に記載。
Googleマイビジネスの活用:地図上でのビジネス登録、レビューへの返信などで
地域内での認知度を高める。
5. 内部・外部リンク戦略
内部リンク:関連するページへのリンクで、ウェブサイト内での滞在時間を増やす。
外部リンク:信頼できる外部サイトからのリンクを獲得して、ウェブサイトの権威を高める。
6. ソーシャルメディアとの連携
SNSへのリンク:訪問者がSNSで共有しやすいようにする。
SNSでの積極的な活動:FacebookやInstagramでの投稿を通じてコミュニティを形成。
7. 分析ツールの利用
トラフィックの分析:Google Analyticsなどのツールを使用して訪問者の行動を分析し、
改善点を見つける。
これらの要素を適切に組み合わせて、SEOに基づいた集患を意識したホームページを
構築することが重要です。
常に患者の視点を念頭に置き、彼らが求める情報やサービスを提供することが
鍵となります。
【最も需要なことはアクセス数よりも患者さんのお困りごとの解決です】
ホームページ集客を考えた時、上記のようなテクニックをまず考えてSEOのやり方
(テクニック)を考える人が多いのですが、SEOでも重要なことはいかに患者さんの
お困りごとにフォーカスし、そのお困りごとへの理解と共感、そして解決策を
提示できるかどうかです。
対Googleへの対策だけをしてアクセスが上がったとしても患者さんはその歯科医院で
治療をお願いしたい!とはなりません。
患者さんが何を知りたいのか?
そして、どのような悩みがあってどのように解決して欲しいのか?
その部分を理解していくことがホームページ集客でも大切になります。
そこはブレずにいくことです。
広告を出せば患者さんが来るわけでも、アクセスが上がれば来るわけでもありません。
患者さんを理解した発信をしていくことで初めて患者さんが興味を示してくれます。
そんな患者さん目線のホームページを作っていくことをオススメします。