原点 第2回「あなたは患者さんに一流の先生と思われたいですか?それとも・・・」
私は歯科専門の内装にこだわり、
2度と自分の手でデザインした歯科医院を潰さないと誓っています。
(私にとっての原点となった医院の話はこちら 第1回「私にとって1番思い入れの深い歯科医院 〜大塚歯科クリニック〜」)
だからこそ、内装デザイン以外にも歯科医院が継続するための事は、何であっても学び続けています。
経営やマーケティング、セールスやスタッフ教育など、人一倍学び実践し続けています。
そして、院の経営を継続させるために欠かせない要素。
それは患者さんにとって価値のある院であり続けること。
患者さんにとって良い価値のある歯科医院でないと継続はしません。
私は、儲かれば何でも良いとは思っていません。
そして、一時的に流行るだけの歯科医院も絶対に作りません。
また、超高級なホテルのような内装で、導線や手入れがしにくい歯科医院も作りません。
そのときの流行のデザインを取り入れることもありません。
院のコンセプト作りやスタッフの教育や患者さんへのホスピタリティの徹底など、やるべき事を全てやり、最終的に先生が診たい患者さんだけを治療するために豪華な内装にするというなら、百歩譲って賛成します。
しかし、そうでない事例がとても多いように思います。
なんとなく流行りのデザインで超豪華なホテルのような内装にした歯科医院は、その後どうなるか…
結局、だいたい5年くらいで時代遅れになり、患者さんからも飽きられていくのです。
きつい言い方になりますが、先生の見栄や欲望で作った院は例外なく長く継続できないのです。
「欲望に歪んだ知性は正しく不正解を導き出す」(引用:チームの力 西條剛央著)
私自身も欲望に歪む事無く、これからも先生と患者さんにとってより良い価値のある医院を作り続けるという目的を忘れないようにしていきたいと思っています。