歯科内装・開業に関するブログ

歯科開業時の内装を決めるための手順組みは立地の前に患者の属性を決定すること

歯科開業前にどんな歯科医院にするのか?を考えると思います。

立地はどうすればいいのか?
そこからどんな患者さんを獲得したいのか?
どんな内装にしたいのか?予算は?など様々なことを考えるでしょう。

その中で開業してから成否を決めるのは、
まずは立地です。どこに開業するのかで集患も違ってきます。
なので立地は慎重に決めなければいけません。

その立地を決める際に先にどんな患者さんをターゲットにするのか?
を決めないと立地も内装も決めにくいので、
一番重要なことは、「自分の歯科医院ではどんな患者さんを集患していくのか?」
というコンセプト設計が重要になります。

しかし、このターゲット設定やコンセプト設計において
多くの先生方が間違った解釈をしてしまっています。

開業時に間違ったターゲット設定をしてしまうと
内装や立地の変更はなかなかできなくなってしまいます。

なぜ、内装や立地を設定する前に集患のことを考えなくてはいけないのでしょうか?
そして、多くの人が間違ってしまうターゲット設定について記事にしたいと思います。

【あなたも間違ってない?ターゲット設定の意味と集患すべき患者さんの決め方】

コンサルタントなどがこぞって、ターゲットを絞った方がいい!
と言っている人が多いため、誰もが「ターゲットを絞った方が集患できる」
と考えられています。

今世の中で言われて「ターゲットを絞る」とは、
客層を絞ると教えられた人や、そのように考えている人が多いでしょう。

なので、主婦をターゲットにする。子供をターゲットにする。
シニア層をターゲットにするなど客層から絞り込もうとする人が多いでしょう。
実は、この考え方が間違っているのです。

どこから絞り込めばいいのかというと、
院長の治療方針に合わせた治療対象から考えていくことです。

例えば、院長の治療方針が予防歯科だった場合に、
女性をターゲットにしてしまうと広く患者を集患できなくなってしまいます。

予防の観点から考えたら、シニアもいれば、子供も、大人もいるわけですから、
女性だと一気に少なくなりますよね。

大きくみていけば、「歯の健康について悩みを抱えている人」
という大枠を決めてから、
歯の健康で悩む人はどんな人がいるのかを考えていきます。

その時の考え方は、患者さんは、どんな時に歯について悩みを感じるのか?
そして、どんなシチュエーションで歯の健康のことを考えるのか?
そして、そんな患者さんのライフスタイルはどのようなライフスタイルなのか?
を考えてきます。

ですが、多くの歯科医院は、歯周病、歯肉炎、ホワイトニング
などで絞り込もうとするのですが、
それ以前の悩みで絞り込む必要があります。

歯周病ならこんな客層。
ホワイトニングならこんな客層。
という考え方で患者さんを絞り込もうとするから集患に困っていきます。

そうではなく、大枠を決めてから患者さんの目の前の悩みで絞り込みをかけることです。
そうすると、自分の治療方針にあった患者さんは
どんな患者なのかが明確に決まってきます。

【患者さんの決定と内装との関係性とは?】

歯科医院開業時に重要なことは、
どんな患者(誰)に、どんな治療方針で、
どんな治療を提供したいのかを明確にすることなのですが、
先に患者さんを決定しないと内装も決定しません。

仮に、オシャレで、カフェのような内装にしたい!
と内装から先に決めてしまったとします。

しかし、その立地は、新興住宅地ではなく、昔からの下町の立地で、
年齢層が高かった場合は、はっきり言って内装が浮きます。

また、治療方針と内装が合わなければ治療方針通りの患者が来てくれたとして、
内装が合わないと違和感を感じてしまうでしょう。

逆に、治療方針に合った患者さんを明確した後に、
その患者さんがいそうな立地をリサーチし、
患者さんが安心できる内装を考えていく方が
失敗する確率は大幅に減るでしょう。

このように、内装は習慣や経営にも大きく影響してきます。

また、患者さんだけではなく院長自身の働きやすさや、
スタッフの働きやすさにも直結していきます。
ただ業者に丸投げしていては、
後々使ってみたら使いにくいということも多いにあり得ます。

デザインは確かに必要ですが、それ以上に必要なことは、
院長自身がどんな治療方針を掲げて、どんな患者さんを集めていきたいのか?
ということに限ります。

内装の前にそこをまずは明確にしてみてください。
きっと納得できる歯科医院を作ることができます。

もし、どんな患者さんを集めていけばいいのか?
ということにお悩みでしたら、いつでもご相談ください。

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