歯科内装・開業に関するブログ
2.212023
歯科衛生士の離職率はコミュニケーション研修などでは改善しない!
離職率を下げる考え方
歯科業界は離職率が高く、人手不足とも言われています。
歯科衛生士や歯科スタッフの離職を防ぐために必要なことは
院内コミュニケーションが大切だという風潮があります。
確かに、歯科医院の離職の原因のNO.1は人間関係にあり、
コミュニケーション不足による行き違いなどはあると思います。
毎日忙しく、時間に追われるような歯科医院では
いかに効率よく患者さんの治療を回していくかが重要になってきます。
時間が押してしまったら、イライラしてしまう院長も少なくありません。
忙しいので、なかなかスタッフ間のコミュニケーションが
うまくいかないと感じている院長もいるでしょう。
そこで、コミュニケーション研修をお考えの院長もいると思いますが、
果たしてそれで、忙しさや作業効率などは本当に改善できるでしょうか?
離職を減らすために院内コミュニケーションは必要ではあるのですが、
その前に考えてほしいことがあります。
それは、院内の内装の作り方です。
なぜ、内装が離職を防ぐ方法になるのか?
この記事ではその理由をお伝えしたいと思います。
【内装の作り方によって院内コミュニケーションが遮断されている?】
最近の歯科医院の内装はオシャレなカフェやホテルラウンジのような
内装が流行とされています。
オシャレな内装が悪いわけではないのですが、おしゃれにすることが
目的になっている場合が多く、実際に業務をしてみると、作業動線が
とられていなかったり、受付カウンターが使いにくかったり、
コンセントの数が足りず、作業の効率が悪くなったりすることがあります。
作業効率が悪くなると、患者さんを時間内に回すために忙しくなってしまいます。
その結果、スタッフ間でも常にイライラしてしまい余裕がなくなってしまいます。
これではコミュニケーションをとりたくても取れませんよね。
改善すべきは、コミュニケーションではなく、まずは働きやすいような
動線や作業効率を上げるための環境整備が先です。
ここができていなければ、コミュニケーション研修にどれだけお金をかけても
結果は一緒になってしまいます。
【オシャレな内装ではスタッフも患者さんも満足しない】
日本はまだまだ見た目を重視して、オシャレな環境がスタッフ雇用や集患を
生むと思っていますが、アメリカなど海外では、オシャレなオフィスから
従業員ウェルネスへの投資へと移行しています。
つまり、従業員のメンタルヘルスをどれだけ院長が考えられるかです。
常に忙しくて残業だらけの歯科医院だったとしたら、コミュニケーションを
改善したとしても、スタッフのメンタルヘルスは考えられていませんよね。
新型コロナウイルスもあり、
様々な健康への意識は、患者さん含め、今後も高まっていきます。
その時に支持を得られるのは、オシャレな内装ではありません。
効率よく、ストレスがない状態で働ける環境です。
それを実現するためには、最初に、動きやすく、視認性もあり
ストレスなく働ける内装整備が重要になります。
ここができて初めて、スタッフの余裕も生まれるので
コミュニケーションが円滑になっていくのではないでしょうか?
もし、あなたの医院で、効率よく動けないと感じていたらまずは、
内装の動線や視認性などを考えてみてください。
そこを考えることによって、スタッフの離職は減らせるかもしれません。
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