歯科内装・開業に関するブログ

新患獲得のためにGoogleの口コミを集めることが目的になっている歯科医院が口コミを集めるよりも大切な事とは

Googleビジネスプロフィールというものを導入している先生は多いと思います。
まだやってない先生は必ずやった方が良いでしょう。

新患の集客において、SEO(検索エンジン最適化)よりも
Googleのビジネスプロフィールをしっかり対策して行った方が、
患者さんの目にふれる機会が増えることは事実です。

ですので、コンサルタントなどが、
「口コミ対策をすることで新患が増える!」
と口コミ対策のテクニックを教えているところも多いです。

その対策とは、「どのように良い口コミの数を集めるか?」
といったテクニックを教えている場合が多いようです。

歯科医院ではありませんが、
整骨院などで、ゴットハンドを作る仕組みなどは下記のサイトで明かされています。

「腰痛を1回で治すゴッドハンド」とネットで大絶賛されている整体師のところに行ったら…
ゴッドハンド伝説のトリックを見た

「腰痛を1回で治すゴッドハンド」とネットで大絶賛されている整体師のところに行ったら…ゴッドハンド伝説のトリックを見た

また、2023年10月からは、ステマの口コミに対しての法規制が入るようになったので、
テクニックで口コミを集めることはリスクを負うことになるでしょう。

【ステマと該当される口コミとは?】

・事業者が第三者になりすまして自社商品に関する好意的な投稿をした場合。
・インフルエンサーに自社商品を提供し、SNSで「オススメ!」と投稿するよう依頼した場合。

歯科医院の中には、一部インフルエンサーや芸能人がSNSで紹介している場合もありますが、
広告表示のない紹介はステマと該当される場合があります。

・第三者に報酬を渡して評価の高い口コミを投稿してもらった場合などが広告にあたります。

また、第三者に依頼して口コミサイトなどに
競合他社に関するネガティブな投稿をした場合も広告に該当します。

これは今回のステマ規制の対象となるだけではなく、
不正競争防止法違反等にも問われる可能性があるので注意が必要です。

該当されない口コミでは、投稿した本人の意思・判断でレビューした場合ですが、
無理やり投稿させたものなどは完全にはステマとされることはなさそうですが、
信頼を損なっていく可能性があります。

このようなステマは、
景品表示法に違反していると判断されれば、再発防止の措置命令が出され、
従わない場合は2年以下の懲役または300万円以下(法人の場合は3億円以下)の罰金、
あるいはその両方が科せられる可能性があるので、
口コミが集患にいいからと口コミを無理やり取っていくことはやめたほうがいいでしょう。

【本来の口コミの意味とは?】

多くの人は、口コミを集めることが目的になっています。
ですが、本来口コミとは、商品やサービスの購入に関して、
消費者同士で行われる人的コミュニケーションのことです。

昔は、主婦などが井戸端会議で噂になって口コミで広まっていったりしていましたよね。
それがネットに変わっていたのですが、
本来は、消費者から自然発生するものであったはずです。

それが、いつの間にか売り手からの発信に変わってしまいました。
なので、多くの口コミやレビューといったものは信用できないものが多くなっています。

ですので、信頼されるためには、患者さんに
「本当にここで治療して良かった!」
と思ってもらうことを心がけていく必要があります。

【口コミ数を集める前に考えて欲しい大切なこと】

良いものであれば、本当は自然に広まっていくものです。
「〇〇歯科医院って良かったよ!」というような口コミは
昔はご近所さんでよくありました。

しかし、今は近所付き合いが希薄になっているので、
判断基準がネットに変わってきました。

良い噂よりも悪い噂の方が今では広まっていくスピードが速いので、
口コミ数を集める前にやっておくことは、
院内のオペレーションや接客の見直し、院内清掃の徹底など、
基本的なことがちゃんとできているかを確認しておきましょう。

正直、歯科医院は基本的な部分を当たり前にやっているだけで、
患者さんの満足度は高くなります。
電話対応、受付時の対応しかり、その部分を丁寧にやっているかどうか、
院内は暗くないか?などをもう一度見直すことです。

院内の動線なども見直して、患者さんやスタッフにとって不便な動線であれば、
ゆくゆくはリニュアールなども考えた方がいいかもしれません。

本来口コミとは、患者さんがサービスを受けて感じたことで自然発生するのものです。

ですので、先に行っていかないといけないことは、
当たり前のことを当たり前に行って、患者さんと信頼関係を築いていくことです。

口コミの数を集めることが先生の目的ではないですよね?
患者さんの治療をして、患者さんの歯の健康を守っていくことが目的のはずです。
その結果口コミが増えていくものだと思います。

目的を間違ってしまうと、大きな信頼を失っていく可能性もあるので注意しましょう!

関連記事

歯科医院内装豆知識ブログ

平面図・設計図診断事例

地域別・坪数別の歯科医院内装事例

【事例】

大阪の歯科内装・改装事例 兵庫・神戸の歯科内装・改装事例 京都の歯科内装・改装事例

【読み物】

大阪の歯科内装・改装・リフォーム事情 兵庫の歯科内装・改装・リフォーム事情

【よく検索されているキーワード】

歯科開業歯科医院内装歯科医院 開業歯科医院 坪単価医院 受付 デザイン歯科内装 大阪

【坪数別で歯科医院改装事例を探す】

10坪未満(1)10坪〜20坪(3)21坪〜30坪(1)31坪〜40坪(2)41坪〜50坪(2)51坪〜60坪(3)61坪〜99坪(2)100坪以上(1)

工事業者でお困りの方へ

歯科医院の小さな工事をご要望の方へ
ページ上部へ戻る