歯科医院はなぜ売上１億を目指すことが成功と考えているのか？

歯科医院はなぜ売上１億を目指すことが成功と考えているのか？
歯科医院は売上１億が成功の証と言われているのをよく目にします。

コンサルタントなどが「年商１億を目指しましょう！」と言っているので
１億を目指すことが定着しているように感じます。
売上１億の歯科医院は確かに凄いことです。

ですが、「１億を目指しましょう！」とコンサルとかに唆されて
逆に失敗してしまう可能性もあるのです。

なんとなく、耳障りの良い言葉に乗せられて
とにかく１億が成功の証と目指してしまう先生もいると思います。

しかし、本当に売上が１億達成することが歯科医院としての成功になるのでしょうか？

【売上高をどうやって上げるのか？を考えている間は大きな利益を失っていく】

多くの歯科医院はどうやって売上を上げるのか？
ということに意識が向いています。

これは、「売上をもっと上げましょう！」
というコンサルタントばかりだからなのですが、
売上を一生懸命上げようとして、
逆に利益を失っていることに気づいてない歯科医院が多いように感じます。

売上は上がっているのに、全然お金が残っていないという経験はありませんか？

例えば、「売上をもっと上げるためにユニットを増やして、スタッフも増員しましょう」と
言われてその通りにやって確かに売上は上がったが、
人件費と設備投資を差し引いたらほとんど利益が出ていないということもあります。

大切なことは、どれだけ利益を残すかです。
人件費や広告代、設備投資、コンサルへの報酬などは本来利益から出ていくものです。

しかし、売上を上げることが目標となってしまっている歯科医院は、
この利益を削って売上アップをやってしまっています。
これが失敗への道になるのです。

売上高１億を目指して売上は上がっているはずが、
実際は手元にお金が残っていないということになります。

【あなたの成功の定義はなんですか？】

先生の成功とはどのように考えていますか？

売上高を１億にすることが成功と考えている人が多いのですが、
成功の定義は売上だけではないですよね？

多くの先生が売上高１億を目標に頑張ってもなかなか届かない理由は、
売上を上げることが目的になってしまっているからです。

先生が本当に目的にしていることは、
果たして売上を沢山獲得することなのでしょうか？

開業時には、どんな患者さんの、どんな歯科医療に貢献したいと考えましたか？
最初は、明確な治療方針があり、
その方針のもとに患者さんに貢献したい！と考えていたはずです。

それが、いつしか売上を上げるために、患者さんをいかに獲得するか？
という売上のための、患者さんに変わってしまっています。

【患者さんが喜ぶ数を増やした結果、売上も利益も上がっていきます】

コンサルタントの多くは、どうやって売上を上げるか？
ということしか考えていない人が多いように感じます。
それでは、患者さんは売上のための駒にしかならないですよね？

売上高の本当の意味を多くの人は間違って教えられています。
多くの人は売り上げた金額合計を売上だと教えられていますが、
これでは、どうしたら売れるか?を考える思考になってしまいます。

そうではなく、本当の売上とは、
患者さんが支払ってくださった金額の合計が正しいです。

患者さんの為に考えているのなら、
患者さんがお支払いただいた合計が売上となります。
つまり、どれだけ患者さんに支持されるかが売上、利益に直結するということです。

そう考えたら、売上を上げることではなく、患者さんに貢献して支持を集めて、
患者さんを笑顔にすることが大きな成功への道となるのではないでしょうか？

自分が笑顔になるために売上を求めるのではなく、
患者さんを笑顔にすることで、売上は勝手に付いてくるようになると思います。

私は、患者さんに愛される歯科医院作りのお手伝いをさせていただいています。
患者さんを笑顔にして貢献したい！とお考えの先生はぜひお気軽にご相談ください。