歯科内装・開業に関するブログ
9.122023
歯科内装デザインは造り手のものではなく先生の表現したい歯科医院を造ること
歯科医院の開業を考えた時に、
内装のデザインなどどのようにしようかと考えると思います。
歯科医院を開業する際の内装デザインで1番の悩みは
「どこに頼めばいいのかわからない」という悩みが多いことです。
ネットで検索したり、紹介されて設計会社などの施工事例などを見て、
決める方などが多いのではないでしょうか。
流行のデザインやイメージ通りのデザインなどがあり、
先生の希望通りのプランを伝えると、希望通りのプランを持ってきてくれても、
何かしっくりこないという先生が結構いらっしゃいます。
私のところへご相談される先生は、
「そうそう!こんなイメージ」とおっしゃっていただけます。
他のデザイン会社へ相談してもイメージ通りのプランはできるのですが、
私のところとは大きな違いがあります。
その理由は、私は、先生の表現したい歯科医院を造ることを考えているからです。
【多くの会社は先生やスタッフの使い勝手を考えていない】
デザイン会社は、デザインをすることが目的になっているので、
表面上はオシャレでカッコいいデザインを提案してくれます。
どちらかというと、自分が作る作品というイメージで先生に提案する場合が多いでしょう。
見栄えを重視している人はそれでも良いかもしれませんが、
歯科医院は、患者さんが来院し治療をする場所です。
ですので、「使い勝手」は重要になってきます。
これは、現場を知っていたり、
一番使い勝手に影響する家具の事を知らなければできないことです。
ですが、多くの内装デザイン会社は先生の使い勝手など考えず、
自分の作品を作るというスタンスで進めていきます。
これが、プラン通りでもしっくりこない原因でもあります。
【先生が表現したい内装デザインとはどんなものなのか?】
先生が表現したいこと言うのは、どんな患者さんに来て欲しくて、
どんな治療をしていくのか?ということです。
何度も言っていますが、
先生の治療方針を反映させた歯科医院のデザインが必要になっていきます。
その先生の治療方針に合わせて、院内で使う家具もデザインしていく。
私は、歯科医院専門の別注家具工場を営んでいた家で生まれました。
なので、歯科医院で使う家具については、
若い頃に、歯科医院のキャビネットや吊り戸棚や
別注の殺菌保管庫等歯科に関わる家具は全て作っていました。
ですので、歯科医院内での家具の重要度をよく知っています。
これは、他のデザイン会社には出来ないというか、知り得ないことだと思います。
歯科医院専門の家具のことも熟知しているからこそ、
先生にとって使い勝手の良い内装デザインが造れると自負しています。
私はあくまで商業デザインであり、自分の作品を作って満足するのではありません。
先生のお金を預かり、先生の表現したい歯科医院をクリエイトするのが仕事です。
もし、内装デザインで、
イメージは合っているんだけどなんかしっくりこないなぁと
感じている先生がいたらお気軽にご相談ください。
先生のイメージをぼやっとでもいいので、お聞かせください。
そのイメージを言語化し、「先生の表現したい歯科医院像」をしてきます。