歯科内装・開業に関するブログ

歯科衛生士の離職が続く時に院長が今すぐできること

歯科衛生士の離職問題は、歯科医院の存続にとって非常に重要な課題です。
スタッフが安定して働く環境を整えることは、患者さんへの質の高い治療を
提供する上で欠かせません。
では、院長として、この離職問題にどう対応すべきでしょうか?

 

【なぜすぐにやめてしまうのか?】

まず、歯科衛生士がなぜ離職するのかを理解することから始めましょう。
職場の人間関係の問題、給料の不満、労働条件、キャリアパスの不明確さ、
ワークライフバランスの欠如、これらは表面的な理由かもしれませんが、
本質的には「職場での充実感や満足度の欠如」が根底にあります。

院長としては、スタッフ一人ひとりの動機や働く意欲、キャリア観に耳を傾け、
それに応える努力が求められます。
もし、離職が続くのであればそれはスタッフのせいではなく、
歯科医院側に問題があります。

どんな問題があるのか?規則や制度には問題がないのか?なども客観的に
知る必要があります。
では、離職が続く時に具体的にはどのようなことができるでしょうか?

 

【人間関係などコミュニケーション改善】

歯科医院での離職の多くは、人間関係が大半を占めます。

院長はスタッフ間で何か問題はないか把握することも必要です。
もう一つは院長自身が問題となっていることで離職者が多いケースです。
客観的に自分を見る癖をつけ、スタッフへの対応などを見直してみましょう。

また、仕事量や休みの問題などで不満を感じ離職する場合もあります。

定期的なミーティングや個別面談を通じて、スタッフの声を聞き、
懸念や不安を共有する場を設けましょう。

 

【キャリアップの道筋はあるか?】

歯科衛生士の中には、もっと成長したいのに学ぶことができないから
他の歯科医院へ転職すると考えている人もいます。

なので、歯科衛生士のキャリアパスを明確にし、専門技術や知識の向上を
支援することも大切です
継続的な教育や研修の機会を提供し、彼らの専門性を高めることで、
職業的満足感を得られるようにしましょう。

キャリアアップへの明確な道筋は、長期的に院に留まる動機付けとなります。
また、
役職を独自で設けるなど、責任ある立場に置くなども検討して良いかもしれません。
その際には、本人にキャリアップの意思があるのかなども確認しながら進めていきましょう。

 

【スタッフが働きやすい職場になっているか?】

内装なども重要な要素の一つです。
内装や設備が古かったり、休憩スペースなどが狭かったりなどスタッフにとって
働きにくい環境だったりすることも離職の要因になる場合もあります。
また、院内動線が不便で、動きづらく働きにくかったりすることも原因となる場合も
あるので、患者さんにも、スタッフにも優しい内装設計も重要です。

こちらはすぐにできるとは言い切れないので、内装などに関してはご相談ください。

 

【院長の役割はただの管理者にあらず】

院長の役割は、管理者であると同時に、リーダーであり、メンターであり、
時にはカウンセラーです。

スタッフの離職を防ぐためには、これらの役割を全うし、彼らが成長し、
働きがいを感じられる環境を作ることが肝心です。

院長自身が変わることで、職場全体が変わり、最終的には患者さんへの
治療にも良い影響をもたらします。

今日からでも、小さな一歩を踏み出しましょう。

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