歯科内装・開業に関するブログ
11.162023
歯科医院はWEBで集患することが1番の得策なのか?
歯科業界でもDXが叫ばれ、電子カルテや予約システムなど
インターネット上で完結する仕組みが広く浸透しています。
そして、マーケティングの世界でもWEBがメインとなり、
広告などもマス媒体から、ネット広告が主流となっています。
その1番の要因は、スマホの普及です。
その普及率は96.3%となり、国民のほとんどが持っていると言えます。
そんな中、歯科医院での集患やマーケティングでは、
WEBをメインに考えるというか、コンサルタントの多くが
そのような施策を教授しているので、WEBマーケティングに
取り組まないといけないと考えている歯科医院も多いでしょう。
確かに、HPは確実に持っていたほうがいいでしょうし、
定期的に発信、リニューアルなども必要で、SNSによる
情報発信も必要になっています。
これは間違いのない事実でしょう。
ですが、本当にWEBで集患やマーケティングを行うことが
確実と言えるのでしょうか?
WEB集患も並行しながら今検討しても良いのが
実はアナログの集患の考えです。
【スマホの普及でWEB集患はライバルが増えている】
アナログは時代遅れという風潮から、コンサルタントの多くが
こぞって、WEB集客に舵をとり、広告もネット広告が主流に
なっています。
そのため、WEB上は、かなり飽和状態となっています。
ですので、WEBで集患するのも相当な時間とお金と労力が
必要になってきました。
10年前などは、WEBはライバルがまだ少なく成功しやすい
媒体ではありましたが、今は逆にライバルだらけです。
”2007年では、インターネット広告費は6003億円と、
日本の総広告費全体の8.6%に過ぎませんでした。
しかし、15年経った2022年のインターネット広告費は3兆912億円に達し、
今や日本の総広告費全体の43.5%を占めています。”
(電通報)
約5倍増えていて、2023年も伸び続けています。
この状況からインターネット上で集患を目指すことは
かなり難しいと言えるでしょう。
しかし、やっていた方がいいのは事実ですが、そこと並行して
アナログ媒体にも目を向けても良いのではないかと思います。
【意外とライバルが少ないアナログ集患の手段】
多くの歯科医院がネットに向いている中、アナログの手法は古い、
効果がないと考えている場合も多く、ライバルが少なくなっている
可能性もあります。
例えば、ニュースレターなどもそうです。
活用しているところもあると思いますが、このようなものは
読まれないと思われがちですが結構反応を得られるものです。
また、発行し続けることで紹介や、既存患者さんとの信頼関係が
深まっていきます。
他にも、ラジオ広告、バス放送、インプラントなどでしたら、
タクシー広告なども手段の一つでもあるでしょう。
野立て看板も思った以上に認知を増やす効果もあります。
ただし、これらは何も考えずにやればいいというわけではなく、
何より、
誰に向けて行なっていくのか?が明確にならなければいけません。
つまり、
何度もこのサイトでお伝えしているように、先生の明確な治療方針と
自身のキャラクターがよくわかるように打ち出すことが必要です。
WEBでの習慣も継続していくことが必要ですが、
このようなアナログも予算があれば範囲内でやってみると
意外に低価格でできる場合もあるのでおすすめです。