歯科内装・開業に関するブログ
11.232023
歯科助手の視点を変えたキャリアアップの考え方
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歯科医院は離職が多く、人手不足が叫ばれていますが、
その多くの原因は人間関係の問題や、
仕事量の割には給料が少ないといった理由が多かったりします。
人間関係の問題は院内で改善することはできますが、
給与の問題は頭を悩ませるところではあります。
特に、歯科助手の場合はキャリアップが限られてくるので、
なかなか給料がアップしにくいという現状もあり、
仕事に追われて忙しい中、給料が問題で離職してしまうというケースも少なくありません。
できれば、離職せずに働いてほしいと医院側は思いますよね。
ですが、歯科助手のキャリアップは限界もあり、
なかなか給料アップも難しいところです。
もし、院長先生が、歯科助手や歯科衛生士のキャリアップに対して理解があり、
真剣に考えているのでしたら、この記事をぜひ参考にしていただければと思います。
【院長の考え方次第で歯科助手も働きながらキャリアップの道がある!】
歯科助手の方のキャリアアップを考えた時には、
歯科衛生士へなることが一般的な方法になります。
または、退職して違う職業に転職することしかありません。
歯科衛生士を目指したい歯科助手の方は良いのですが、
歯科助手の皆さんの中には、歯科助手を続けながらキャリアップを考えたい方が多いようです。
そこで、院長の理解も必要ですが、
違った視点から歯科助手のキャリアップを生み出すことができます。
それは、歯科医院における財務を歯科助手の方に担ってもらうことです。
勉強してもらう環境も必要にはなりますが、
安心して経営を行っていくには、どんぶり経営ではいけませんよね。
設備や人に投資してどれくらいのリターンがあり、
どこまで予算を使えるのか?
などを的確に相談できる人材が院内で賄えるとしたらどうでしょうか?
コンサルタントなどにこのようなことを依頼した場合は、
月額20万から30万ほどかかります。
しかし、歯科助手にその役割をやってもらうことができれば、
歯科助手の給料プラスαで賄えるのです。
費用対効果を考えるとかなり良いと思います。
歯科医院の仕事は、歯科業務だけではなく、
経営に関する仕事も当然ながらあります。
そこをスタッフに任せることで、
院長は安心して経営だけではなく、自身の治療技術の向上や治療にも専念でき、
より高度な歯科医療を患者さんに提供することができます。
また、リニューアルなどの内装費用なども、
どこまで予算を組めるかなど的確な判断をすることができるようになるでしょう。
また、そのほか院内の広報として、
集患やイメージアップにつながる情報発信を受け持つという
役割を担当してもらうのはどうでしょうか?
さらに、あまり取り組まれていない物販を強化し売上アップに貢献するなど、
歯科助手の業務をしながら仕事の幅を広げるといったことは、
院長の視点を変えることで可能になります。
歯科スタッフに、業務につきながら、新たなキャリアップの道を示すことで、離職も減るでしょうし、
さらに売上にも貢献してくれるようになると思います。
そのためには、院長先生自身の視野の広さや理解も必要になってきます。
院内でこのようなスタッフがいれば、
大きく売上にも貢献してくれ、設備投資や、リニューアル、移転など
さまざまな事案もスムーズに行えるようになる可能性も大いにあります。
一度考えてみても良いかもしれませんね。
当社は、歯科医院のデザインだけではなく、このようなご相談などにも応じています。
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