歯科内装・開業に関するブログ
7.282023
人口減少時代の歯科医院の拡大は可能なのか?
日本人の人口は11年連続で減り続け、去年と比べ75万人の減少となっています。
超高齢化社会でもある日本は、
今後どんどん高齢者が増え、2035 年には高齢化率 33.7%となり、
歯科医療を受けられない高齢者も増えていきます。
歯科コンサル系は、「Z世代などをターゲットにしろ!」とドヤ顔で言っていますが、
そもそも少子化で、日本において一番人口が多いのは、60歳から79歳の人口です。
少子高齢化は避けては通れない中、今Z世代にターゲットを変更しても、
ライバルが多くなるだけで少ないパイを取り合う状況。
つまり、レッドーオーシャンの中に入っていくようなものです。
では、超高齢化社会で人口減少時代の今、
これからどのように拡大を目指せばいいのでしょうか?
【歯科業界では、まだまだ足りてないマーケットはあります】
2045年頃までは65歳以上の患者数については増加していくと予測されています。
現在の歯科医療は、歯科医療費の95%強を歯科診療所で提供しているというのが現状で、
外来における歯科医療が主体となっています。
一方、介護が必要となった高齢者の調査では、
歯科医療や口腔健康管理が必要である高齢者は64.3%存在するが、
実際に歯科医療につながっている割合は2.4%にとどまっています。
そして実際に、歯科訪問診療を実施する歯科診療所割合は、
約2割しかないと言われています。
この、介護が必要となった高齢者が新たな市場です。
2割しか行われていないということは、圧倒的に足りてないということになります。
少ないパイをライバルと取り合うよりも、必要としている患者さんがいて、
足りていないと言われている場所に提供する方が圧倒的に早いです。
そして、歯科医療の拡大を今後を考えていく上で
もう1つ視野に入れておいた方がいいことがあります。
【歯科医療の海外展開も考えてみよう!】
もう1つは日本国内ではなく、海外での歯科医療の提供です。
特に東南アジアは今後人口も増えていくので、さらなる発展が見込めます。
と言っても、許可などもあるので難しいと思うかもしれませんが、
比較的参入しやすい国もあり、富裕層向けに自費診療なども展開できる可能性があります。
そのような富裕層向けの内装にし、ブランディングしていくことも考えてもいいかもしれません。
国内で減っていく患者さんをどうやって集患するか?
どうやって続けていくのか?を考えていても
確実に人口の減少はやってきます。待ってはくれません。
毎年人口は減っているのですから。
今後10年、20年、30年とどのように展開していくか?を考えた時に、
日本以外という選択肢を持っていた方が安心です。
国内の市場はどんどん縮小していくでしょう。
縮小していくマーケットでどうやって売るか?を考えていくよりも、
拡大していくマーケットも視野に入れておくほうがいいと思います。
その中で、動画でも何度か話題にしていたカンボジアは、
外資規制が少なく、歯科医院も同様でライセンスが比較的簡単に取得可能です。
この辺の情報はこれから、メンバーになってくださった先生には教えていこうと思っています。
どんな歯科医院が流行るのか? 実際の実情はどうなのか?
また、実際に歯科医院を海外展開したいと考えた時に、
内装や集患、業者の紹介なども含めて、サポート体制を構築していきたいと考えています。
縮小する国より拡大していく国の方が未来はありますからね。
気になる先生は、ぜひオンラインサロンなどに登録してみてください。