歯科内装・開業に関するブログ

歯科医院開業には差別化は必要なのか?差別化の本当の意味とは?

歯科医院を開業する際に、
マーケティングなどを勉強した方がいいと言われていたりします。

歯科医院は他の医療系に比べると
マーケティングに力を入れているところが多かったりします。

最近では、歯科医院は数が多いので他の医院との差別化が必要だ!
などと言われていたりします。

差別化は他と違うことをしなくてはいけない!
と教えているコンサルなども多く、
差別化をしてしまったがために患者さんに見向きもされなくなってしまった!
なんてことになってしまったと言う話もよく聞きます。

差別化は果たしてしたほうが良いのでしょうか?

【間違った差別化とは?】

よくある間違った差別化とは、
他に全くないものを打ち出していくことなのですが、
この全くなかったものが、今まで日本ではなかった新たな歯科医療の技術とか、
新たな治療、機材などなら良いのですが、
独自で考えて打ち出すものとなってしまう場合は注意が必要です。

独自で打ち出した新しいものということは、
誰にも知られてない、誰も必要としていない可能性もあるからです。

歯科医院に限らずですが、誰も知らないということは需要を生み出すことができません。
ですので、歯科医院が行うことはあくまで患者さんに対する歯科医療です。
そこから遠ざかってしまうと患者さんには届きません。

また、ビジュアル的な差別化を考えている先生もいます。
例えば、メイドの格好をした歯科医院。
これは人口の多い東京なら100歩譲って成立するかもしれません。
しかし、これを商圏人口3万人程度のところでやってしまうと、
ただのイロモノ扱いになってしまいます。

また、内装や外装などで差別化を考えている先生もいるのですが、
とにかく他と違った内装にしようと!という考えだけで内装をオシャレにする。
奇抜にするなどというのは差別化ではありません。

【差別化の意味とは?】

では、差別化の意味とはなんでしょうか?
差別化の言葉の意味は、「同類の他のものと、違いを際立たせること」とあります。
違いとはなんでしょうか?

これを強みと称することもありますが、
強みを主観的に捉えてしまうと失敗してしまいます。
なぜなら、患者さんは求めていないかもしれないからです。

主観的に見るのではなく、客観的に、俯瞰的に見ること。
何を見るのかというと、あなたの歯科医院の「良さ」です。
さらに良さとは何か?というと、患者さんが感じる良さです。

自院の良さを知らずに、アピールしてしまっている場合は、
本当に来て欲しい患者さんに届かないという結果となってしまいます。

ですので、差別化とは、患者さんがあなたの歯科医院に感じている良さは何か?
を理解することから始まります。

【差別化とは、患者さんが感じる良さを打ち出すこと】

患者さんがあなたの歯科医院に良さを感じてもらう為に重要なことがあります。

それは、先生の治療方針が明確になっているのか?
明確に言語ができているのか?ということです。

治療方針が明確になって、
初めて内装などもその治療方針に沿った良さを打ち出すことができます。

患者さんにどのように良さを感じて欲しいのか?
それを決めるのが治療方針の明確化です。
つまり、治療方針が明確になっていれば、患者さんは良さを感じてくれます。

そして、その良さこそ、他の歯科医院にない、
あなたの歯科医院だけの良さとなるのです。

差別化とは何も特殊な事を打ち出すのではありません。
先生が患者さんの事を考え、
真摯に向き合っていくことで自然とできるようになります。

ですので、無理な差別化は必要ありません。
あくまで患者さん目線で考えていきましょう。

そこは内装にも顕著に表れていきます。
患者さんの事を考えた歯科医院作りを行なっていきましょう!

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