歯科内装・開業に関するブログ
12.72018
歯科医院開業と倒産?
先日この様な記事を見ました。
【特集】医療機関の倒産が増加、要因は歯科医院
https://headlines.yahoo.co.jp
この記事を見て「で?」と思いました。
医療機関の倒産を底上げとかやたら不安を煽っている気が(笑)
10月末時点で33件!
68,000軒あるなかで年間33軒ですよね?
逆に言うと0.048%しか倒産しないと言えます。
こんな安定した商売なんて他では聞いたことないんですけど(笑)
もう少し詳細にデーターを見てほしいものです。
図を見ると23年辺りから総数の鈍化が進んでいますね。
なぜ鈍化が進んだのか?
それが次の表です。
これを見ると廃止と休止が増えています。
歯科医院の後継者がいないので閉める。
たぶんこの動きはますます加速していくと思います。
倒産とは違う問題の方が大きいんですね。
近い将来、「初めて歯科医院数減少」とか書かれるのかも知れないですね。
しかし、未だにコンビニ比較している方がおられるんですね。
店舗の多さだけで比較していたのかも知れないですが
コンビニと歯科医院はあまりにも業態が違いすぎます。
まず、大手3社が全国に店舗を展開しているだけであって殆どがシステム化されています。
製造〜物流〜販売まで全国展開。
対して歯科医院の殆どは個人経営になります。
ではどの業態と比べると分かりやすいか?
またヒントがあるのか?
それは理容・美容室関係ですね。
お客さんの回転数も同じような感じですし、一人で出来るお客さんの数も決まっています。
では理美容店が全国にどれくらいあるのか?
なんと58万件
歯科医院の約10倍です。
しかも保険という制度もないので、多分倒産数で言うと、とんでもない数になると思います。
一昔前より、経営は難しくなったとは言えまだまだ歯科業界は可能性の秘められた業界だと感じています。
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