歯科内装・開業に関するブログ

歯科医院開業前に重要なことは集患やブランディングなどではなく〇〇を先に考えること。

歯科医院の開業をする際に多くの先生は
集患やマーケティング的なことやブランディングを
一番最初に気にする先生が多いと思います。

確かに集患、マーケティング、ブランディングも
歯科経営には重要な要素ではあるのですが、
それ以上に本当は大切なことがあります。

ですが、ほとんどの先生は
そこを見ずに開業を進めてしまいます。

特に若い先生や代替わりで新たに内装をリニューアルする先生に
多いのは、他院の内装デザインなどを見て
「自分もこんな感じの内装で開業したい!」という観点から
内装業者を探しているケースが多いように感じます。

中にはそんな探し方をする先生を狙った広告を
内装デザイン会社がやっていたりします。

オシャレで見栄えがいいデザインは
確かにブランディングには最適でしょう。

開業当初は知り合いからも内装を褒められて
テンションも上がると思います。

実際には歯科医院の内装デザインを専門に行っている会社は
少ないので、先生が開業した先のことまでを
教えてくれる内装業者はごくわずかです。

歯科医院の内装は
他の医院を参考に自分の思い通りの内装にすればいい!
というわけではありません。

これは歯科医院だけとは言えないのですが
飲食店などでも同様です。

多くの人は目先のオシャレ、カッコ良さ、豪華さなどばかりに
目を取られてもっと大切なことを考えずに内装を作ってしまいます。

ですが実はこの安易な考えが
長い目で見たら後悔につながってしまうとしたら
あなたはどう思いますか?

私は開業するからこそ目先の欲求ではなく
もっと先のことを考えていくべきだと思っています。

そこで歯科医院開業を失敗しない為に必要な内装デザインのあり方
をお伝えしたいと思います。

 

【歯科医院の開業には集患やブランディングが1番重要ではないのか?】

先に答えをお伝えしてしまいますが、歯科医院の開業で
1番重要なことはマーケティングや集患などの前に
一番は立地と内装です。

立地は、代替わりとかもあり変えられらない場合もあるので、
その次に重要な内装についてメインでお伝えします。
(立地については今後お伝えしていきたいと思います)

 

「なぜ、内装がブランディングや集患よりも重要なのか?」

それは、内装デザインによって
未来への戦略が立てられなくなる可能性もあるからです。

例えば、ブランディングを重視し、
オシャレで高級感のある内装デザインにするとします。

コンセプトは、ブランディングや集患も意識して、
高級感がありキラキラした女子が好きそうなお城のようなデザイン。
(最近こんなデザイン多いような気がします。)

インスタ映えなども意識した内装にし、
若い女性の集患を狙っていく。

そんな感じだと思います。

豪華でキラキラしている内装は一見女子ウケし、
インスタ映えもいいでしょう。

コメントなどには「歯医者に見えなーい!」なんて声も
多く入ると思います。

ただ、このような内装にした時に感じるのは
なんとも言えないごちゃごちゃ感です。

私が感じることは、

「これ数年後すごくダサいってなったらどうするのだろう?」という点

「スタッフは働きにくそうな作りだなぁ」という点

さらに、

「年配の方は居心地悪いよな」という点です。

このように、
ごちゃごちゃしてしまって動線などを考えられていない
デザイン重視の場合は、チェアーの増設や従業員の増員など
未来を見据えた内装設計になっていないので、
売上をもっと上げたいと考えた時の設備投資が全くできずに
もう一度内装デザインからやり直さないといけなくなってしまいます。

 

「内装デザインを考えた時に患者のターゲットを絞り過ぎては失敗します!」

世の中のコンサルタントなどが
ターゲットは絞る方が売れると言っているので、内装業者までが
ターゲットを絞りましょう!と言ってくると思います。

例えば、地方で開業する先生が、内装業者に
「今はインスタで女性を集患した方がいいので
そこにターゲットを絞った内装にしましょう!」なんて言われ、
東京などのデザイン事例を見せられてテンションが上がってしまい、
同じような内装にすれば失敗するでしょう。

なぜなら、地方には圧倒的に若い女性がいないからです。
どちらかといえば60代オーバーの方が多いでしょう。

そんな商圏でキラキラ内装はかなり違和感ですよね。

内装は立地やその立地に住む人も考えた内装にするべきです。

よく考えればわかるのですが、
ターゲットを絞ると患者さんは減りますよね?

20代から30代の女性に絞ったらそれだけで数は減ります。
その分集患できる確率も減ってしまいます。

ここまで読んで、いかにブランディングやマーケティングの前に
内装のことを考えないといけないかがわかると思います。

 

【歯科医院開業を失敗しない為に必要な内装デザインのあり方】

今回の記事タイトルは
「歯科医院開業前に重要なことは
集患やブランディングなどではなく〇〇を先に考えること」

なのですが、歯科医院を開業する先生が一番先に考えることは、
自分の治療方針やキャラクターに合った患者さんは
どんな患者さんなのかを明確に決めることです。

そして、自分の医院の未来の設計を考えておくことです。

分院をしたいのか、

それとも
チェアーを増設して、スタッフを増員し、
一つの医院で売上アップと利益アップを目指すのか?

そこを決めないと内装デザインは本来は決まらないはずです。

内装デザインで一番重要なことは、患者さんが居心地がよく、
スタッフが働きやすい動線でもあると思います。

目先の流行や、他院のオシャレで豪華なデザインに
惑わされないことです。

一番重要なことは、「先生がどうしたいのか?」

どんな医院を作っていき成長したいのか?
そのヴィジョンを明確にすることが、スタッフにも患者さんにも
「支持」される内装デザインになっていくと思います。

歯科医院開業やリニューアルでの内装デザインのご相談は
お気軽にお問い合わせください。

今なら無料相談も実施中です。

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