歯科内装・開業に関するブログ
3.72023
歯科コンサルタントは知らない歯科医院WEB集客の本質!
検索キーワードから読み取る患者さんの本当の心理とは?
歯科医院でも
WEB集客に力を入れたいと考えている先生もいらっしゃると思います。
WEB集客で重要になってくるのは、検索されて自院のホームページへ
どれだけ流入するかのアクセス数です。
アクセス数がなければ、ホームページなどの存在を患者さんに
分かってもらえないので、大切ではあるのですが、このアクセス数に
とらわれてしまってアクセス数を上げることが目的になってしまうと
WEB集客は失敗してしまいます。
SEOセミナーや講座などに参加する勉強熱心な先生もおられると思います。
SEOはWEB集客において最も重要になるのですが、多くの人が失敗に
終わってしまいます。
その理由は、WEB集客の本質にSEOの先生たちは気づいていないからです。
では、
歯科医院がWEB集客を行うためにはどのような視点が必要なのでしょうか。
WEB集客に必要な検索キーワードからその本質をお伝えしたいと思います。
【検索キーワードをただ調べてそのコンテンツを増やすのでは
WEB集客はできない】
SEOをかじったことがある人や、SEOのセミナーなどでは、
『自分の業種の検索キーワードを調べて、そのキーワードに関連する
記事などを増やしましょう!』と言われます。
中には、検索キーワードを調べて、上位に上がっているサイトのタイトルや
文章を真似れば自分のサイトも上位表示ができると教えられます。
例えば、Googleで「歯が痛い」と調べた時に、関連キーワードが
いくつか表示されます。
下記画像を参照
「歯が痛い 眠れない」「歯が痛い ストレス」
などは、患者さんの悩みも深そうですよね。
また、「歯医者 痛い」「歯医者 苦手」「歯医者 めんどくさい」などの
キーワードもあります。
大体のSEOの指導者や歯科コンサルなどは、このキーワードを
そのまま受け取って、その出てきたキーワードの悩みを軽減する対策を
すれば患者さんの満足度が上がり、患者さんもリピーターとなると
言っていますが、これだけでは患者さんは見向きもしてくれません。
上記のキーワードでよくある記事タイトルは、
「歯が痛くて眠れない時の対処法10選」
大体が、要約すると、
市販薬のロキソニンや根治水などを使って一時的に痛みを取ることは
できるが、虫歯は放っておいたら大変なことになるので早急に歯医者
へ行きましょう。
といった内容の記事をやたら長めに書いているだけです。
「歯が痛い時のストレスの対処法5選」もよくありがちなタイトルです。
そのような対処の「説明」を書いても、実際には歯医者に行かないと!
とはなりません。
WEB集客では、キーワードをただ調べてSEOを意識したGoogle対策では
意味がないのです。
その理由は、そのようなコンテンツを見たとしても
患者さんは自分の問題を解決できるとは感じないからです。
上記のやり方でアクセスは上がります。
アクセスが上がるGoogle対策ではあるのですが、患者さんを見ていません。
アクセス数はあっても成約率が低いという結果となります。
重要なことは、キーワードから患者さんは何に困っているのか?ということ。
患者さんは、困っているから検索してまで調べるわけですよね。
それなのに、
その困っている気持ちを理解せずに説明を載せても見られません。
例えば、上記で挙げたキーワードからお伝えしますと、
「歯が痛い 眠れない」、「歯が痛い ストレス」、
「歯医者 痛い」、「歯医者 苦手」、「歯医者 めんどくさい」
などがあります。
このままキーワードを拾うのではなく、
患者さんは、「歯が痛い 眠れない」ことになって
どのように困っているのでしょうか?
患者さんは、
「歯が痛い ストレス」を感じることで何に困っているのでしょうか?
といったように、キーワードだけを見るのではなく、
そのキーワードから何に困っているのか?
そこに気づかなければいけません。
例えば、「歯が痛い 眠れない」ことで寝不足になって困っている。
これをさらに細分化すると、
「歯が痛くて眠れないことで寝不足になって
仕事に支障が出ることに困っている。」
と、より「誰」を絞り込むことができます。
一概に「歯が痛い」と言っても、歯が痛くて何に困っているのかは
人それぞれ違ってきます。
歯が痛いけど歯医者が怖くて行けないかもしれませんし、
歯が痛いけど麻酔が嫌で歯医者が嫌いという人もいます。
このように、何に困っているのかをより細分化して考えていくことで、
この歯科医院はなんて私のことを分かってくれるのだろう!と
患者さんに思ってもらいやすくなります。
これが、検索もされて成約率も高くなるWEB集客の本質です。
人は自分のことを「わかってほしい」と思っています。
ですので、まずは患者さんのことをWEB上でもわかってあげることが
重要になるのです。
それには説明のような記事は必要ありませんよね。
患者さんのことを知る。
患者さんの気持ちを知る。
これが集患ではとても大切になってきます。
情報発信も一方通行にならないように常に患者さん目線になっていきましょう!